神戸市内の、ある物件を見に行ったときのことです。

その物件自体はもう一つだったのですが、内見が終わったあとに担当の方が言いました。

「よかったら、もう一軒、ご紹介したい物件があるのですが」

「広告にも出してないんですよ」

もしや、まだ市場に出回っていない、川上物件?

「手を入れて使われるのなら、立地がいいので十分収益可能だと思います」

よっしゃ。見に行きましょ。

 

さて、この物件に到着しましたが、まず担当の方が鍵を開けるのに悪戦苦闘。

その間に周囲を確認。前面道路は広く、接道は十分です。

ただし、土地は狭く細長い台形です。細い部分は自転車・バイク置き場になりそうです。

開いたようです。

小さな玄関の横にはいきなり蛇口が。

どうやら、玄関が洗濯機置き場のようです。排水口がありません。壁に穴があります。どうやら、排水は外の側溝に流していたようです。これはいけません。

中はかなりしんどい感じです。トイレは和式で、かなり狭いです。洋式便器は入りそうにありません。拡張するのも構造上難しそうです。また、木製のドアがボロく、新調する必要があります。

キッチンはかなり老朽化していて入れ替えが必要です。風呂は古びたバランス釜。これも全面リフォームする必要がありそうです。

窓枠はすべて昭和30年代の木枠。割れている箇所もあります。

 

2階へ上がります。

こちらはまだましでしょうか。でも、内装はほぼやりかえないといけないレベルです。窓からは絡まっている植物が見えます。

天井には染みがあります。壁紙の多くははがれ、無残な姿をさらしています。

狭い家です。

古いです。僕より大分年上です。

でも、僕の心を揺さぶる点もあります。

・自宅から近い

・目の前の道に車がおける

・隣と距離があるので、工事をしていても迷惑をかけそうにない。

DIYをするには絶好の環境なのです。難度はとても高いですが。

ちなみに、価格は?

 

「4××万円なんですが、今なら少々の指値はきくと思います」

 

…高すぎる。

200万でも採算がとれません。そこまでの指値の余地はなさそうだとのこと。

水回りが死んでいるのが致命的です。

ということで、見送り。

 

でもね、とことん価格が下がったら考えてもいいです。

DIY魂に火をつけてくれそうな物件なので。

 

では、また。