居室の木部は、一度ブラウンで塗りました。なぜかはわかりませんが、最初から頭のなかで、「木部はブラウン」という固定観念がありました。

妻と室内の配色について話していると、こう言われました。

「木部がブラウン? ないない、古くさい」

そっか、古くさいんだ。シックでいいと思ったんだが…。

僕にとっては、アルプスの小屋のイメージでしたが、妻にとっては、昭和の日本家屋のイメージのようです。

でも、女性の視点は大切です。障子を生かすという賭に出たので、古めかしく見える要素は避けねばなりませぬ。

普段は折れない僕ですが、ここは素直に折れました。

アイボリーの塗料を買い、白っぽい感じに仕上げていきます。

最初にブラウンを塗ったときは壁紙を貼る前だったのですが、貼ってしまうときっちり養生をしなければいけません。これが時間を喰います。

でも負けません。

根気よく、3度重ね塗りをしました。同じ作業を延々していると、無心になれることがあります。何も考えず、諦めてただひたすら養生し塗り続ける。それを続けていると、考えることを諦め、ただ延々と作業を繰り返すことに、快感を覚え始めます。

アホですが、これもDIYの醍醐味かもしれません。

ゴールが遠すぎると、視点を目の前しか向けなくなります。

さらに、木部のペンキ塗りは一度行った作業です。一度出来上がったものを一からやり直すわけですから、アホにでもならないとやってられません。

すべての木部を塗りおえるのに3日かかりました。

 

結果、とても明るくなりました。日当たりがいい分、部屋が輝いて見えます。

「ブラウンでも良かったのに」という他からの意見もありましたが、塗り替えて良かったと思います。

重ねていいますが、女性の視点は大切です。

今後、木部は基本、アイボリーでいこうかと思います。

ではまた。